AF54 ホンダ ジョルノクレア

ジョルノクレアを回収しました。水冷4サイクルエンジンを搭載しています。

ホンダの4サイクルエンジンは、歴史も非常に古く、カブを始め多くのモデルに搭載されてて有名です。しかし、4サイクルエンジンを積んだ原付スクーターとしては、このジョルノクレアが第1号モデルとなります。

ジョルノクレアのエンジンAF54Eは、原付用4サイクルエンジンの第1号モデルとあって、気合が入った設計になっています。水冷式、無段階変速機搭載で扱いやすく、タフでそれなりにパワフル、従来の横型モデルを踏襲し、メットインボックスのスペースを確保、燃費はそれまでの2サイクルモデルを圧倒。初号モデルにしてこれだけ素晴らしいエンジンを世に出せるのは、ホンダの技術の高さを示している、と思います。

と、まあ、お世辞はこれくらいにしてw

しかし、まあ、いくらホンダといえども、最初から完璧なモノを作れるわけではありません。モデルが違えども、エンジンは同じってのが多いモーター業界の中にあって、このAF54Eはジョルノクレアでだけしか使われていません。この直後のモデルからは、大幅に設計変更されたAF55Eエンジンが採用されています。

さて、長くなりましたが、そんなわけで、このジョルノクレアは、このモデルだけの特殊なエンジンを搭載している、いわば4サイクルスクーターの試作機みたいな存在です。なので、国内中古車市場や貿易取引的には、他のモデルと共通性がない＝整備しにくいモデル、ということで敬遠されがち。ちょっと安めに設定されています。

MC31 ホンダ ホーネット

ホーネット250を回収しました。

非常に綺麗な状態です。
ホーネットは現在250の他、600や900がありますがどれも数少ないです。
エンジンは水冷4気筒。CBRをやたらピーキーにチューンした中低速トルク重視という感じです。街乗りに特化したモデルかと。

貿易取引的に、ネイキッド含めてオンロードモデルは基本的に高くありません。むしろ原付の方が高いなんてことが多いです。

しかしこのホーネットだけは例外。状態にもよりますが、かなり破格な価格帯で取引されています。

AF24とAF30 ホンダ タクト

ホンダのタクトのAF24型とAF30型を回収しました。
AF24型


AF30型

タクトシリーズの中では、今も現役で走ってる両モデルではありますが、それでも初登場は10年、15年以上前です。
名車ですが、中古車として限界まで価格を引き下げても、国内需要は高くありません。貿易取引に回した方が良いモデルです。

SA10J ヤマハ ビーノ

2サイクルタイプの後期型ビーノを回収しました。

一見綺麗に見えますが、実は外装があちこち割れています。
ヒビとかならなんとか補修できるのですが、砕けてたり欠けてたり、このビーノは多いです。
外装がやたらデリケートなんです。エンジンはタフで超パワフルですが。

貿易取引的にも、外装の割れ欠けは査定にかなり影響します。いくら日本車といっても、外装が割れてるとやっぱり誰も買ってくれないです。

エンジンの修理は手間はかかりますが部品代はわずかです。でも外装はもう交換するしかなく、どうしても高くついちゃいます。その分、最初の査定で買値を抑えるしかありません。

AF58 ホンダ ズーマー

緑色のズーマーを回収しました。


距離は食ってますが、比較的小綺麗なので満額査定！と思いきや…


キックが微動だにしません。
そういえば、最初の電話で「エンジンかからないキックも動かないけど、無料で持ってってくれるのかー？」と言われてたの忘れてました。
どんな車種なのかも聞かず、「最悪無料ですー」と答えてはいましたが、まさかズーマーのことだったとは思いませんでした。
もちろん無料どころか買取です。でも、エンジンの分だけ値引きさせて頂きました。