ライブディオを回収しました。
AF34の車体にZX仕様のカウルを着けた、いわゆる「なんちゃってZX」です。
こういうの、ときどき出てきますが、貿易取引的に、カウルの破損がなければOKです。でも写真の車体は割れまくりの残念な状態です。
それよりもエンジン。キックを踏むと小さくガラガラ音がします。
外装x、エンジンx。申し訳ないのですが、今回は無料回収とさせて頂きました。
さて、
「こんな、無料回収した車体をどうするのか?」
なんて思われる方もいらっしゃるかと思います。
今日はこの車体の後日談もご紹介します。
とにかく、このままでは鉄くずです。それはそれで売れるのですが、ガソリン代も出ません。かと言って外国の方が買ってくれるかと言うと、このままじゃ全くもって売れないので、せめてエンジンだけでもなおします。
エンジンおろしてクランクシャフトを露呈させます。
クランクベアリングが2つともシャフト側にくっついてきました。ので、外してる所です。
左がコイル側に嵌ってた正常品、右がプーリー側に嵌ってた異常品。玉の間隔を整えるガイドが吹き飛んでなくなっています。ガラガラの異音はやはりこのベアリングが原因でした。
あとは、新品ベアリング組み込んでついでにピストン、ガスケット他消耗品替えて、エンジンだけでもまともに修理しました。外装も全部換えれば国内で売れますが、明らかに予算オーバー。
貿易車体として出品しました。
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