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【整備ネタ】自転車屋から貰ってきたバイクを点検して

今日は苦いネタを。

「違うバイクを近くの自転車屋から貰ってきた。エンジンかかるけど、他に悪いとこないかどうか、ざっと見てみてー」
というご依頼です。

うちは整備場が道路から丸見えなので、全然関係ないお客さんが時々来てくれます。今回の依頼もそんな感じ。

エンジンかかるから音だけで判断するだけで良い、お金はかけられない、という条件。
まあ、音聞くだけなら、と思い受けたのがまず間違いでしたね。

今日の犠牲車体は、3YKヤマハジョグZR初代モデル。バッテリーの交換すら外装の半分以上を外さないといけない、面倒くさいモデルです。

預かってその午後、キックでエンジン一発でかかりました。

ブーン、ブウウウウウウウウウウウン!

ブルン!

スコンッ

カラカラカラカラ…。

いきなりエンスト。その後いくらキックしてもかからず。

クランクとかピストンとかの異音は認められず。圧縮比も充分、火花も飛んでるしプラグも少し湿ってるし。

結局バラすしかなし。他の仕事山積みなのにorz

まず、エンストの原因はこれ



見えずらいと思いますが、キャブレターのお皿下に変なスライムが堆積してます。これがスロージェットに入りました。

スライムの正体は燃料ポンプ内に何者かが塗った汎用液体ガスケット。

おそらく昔ここから燃料漏れでもしてたんでしょうね。その時は都合よく止まったんでしょうが、徐々に溶けてキャブレターまで来ちゃったってところです。

プロなら燃料経路内に汎用なんて使うわけがない。とは思いますが、原因が分かったところで誰にも請求できない。トホホな日でした。
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【整備ネタ?】 AF62 配線直結未遂

空冷4ストディオを回収しました。



事故車みたいな風情ですが、左にあらず。

駐輪場でほったらかしにしてた間に、メインキーの裏側にあたるフロントカウル部分をバールのようなもので破壊されただけ。

配線を露出させて、直結でエンジンをかけようとした痕が残っています。痕があるだけで、成功した形跡はなし。まるで見当違いの配線繋いでいました。

この商売してると、このような痕にはよく出会います。が、まあ10割、失敗してます。

配線をとりあえず切ってみたり、何本か適当につなげたりして、通電するか試すんです。

このやり方はヒューズとんで失敗します。試す間もないくらい、いきなりとびます。ヒューズがとばなかったらCDIがとびます。もっと悲惨になります。

これをやる犯人像は、だいたい想像付きます。

配線直結知ってる俺スマートでかっこいい〜みたいな中二病患者。いい年して無知蒙昧な、思考能力も学習意欲もない、馬鹿で間抜けな奴です。バイクに乗りたいとか二の次です。

いきなり外装壊してる時点でもう馬鹿丸出しです。

犯人に言いたい。

まずフロントカウル外せよと。AF62のフロントカウルとか100金で売ってるようなドライバーセットで簡単に外せるだろと。

壊してたら音もするだろと(盗犯教唆)。

だいたい、配線直結なんてテレビみたいに簡単にできない。同じ車種でも装備オプションによって配線が異なるなんて当たり前の世界。プロがマニュアル片手に時間かけないと上手くいかない。フロントカウルすら外せないど素人ができるわけがないだろと。

マイナスドライバーを鍵穴に突っ込んで無理矢理回す方がよっぽど簡単で現実的だろと(2回目)。

まあメインキーは、鍵穴に突っ込めるほど細いドライバーじゃ折れてしまって、絶対回らないけどなと(経験談)。

…熱くなりました。

しかし今日の車体もですが、この状態では買取とか不可能です。鍵とカウルとハーネスと、修理するのも数万円かかる。依頼主の方もがっかりされてました。

バーカバーカ犯人のバーカ(小二病発症中)

【整備ネタ】AF61E オイル漏れ

今日は整備ネタです。

今回の犠牲車体はAF62ホンダディオ。

空冷4サイクルエンジン搭載。

このエンジンはトゥデイと共通、今のホンダスクーターの主流です。

エンジン始動時にキュルキュル音が酷いとのこと。

とりあえず目の前でエンジン始動してもらいましたが、そんな音は聞こえません。
いやちょっとはしますけど、まあ、個体差の範囲内かなーという程度。
走りの挙動について尋ねると、全く異常は見られない、ガンガン走れるとのこと。

なら大丈夫ですよーと答えましたが、お客さん、どうしても見てくれ、ということなので覗いてみました。



ベルトやケース内がオイルまみれの図


全然大丈夫じゃないしorz


ていうか、これでよく普通にスピード出てたな。つるつる滑らないのかな。

原因は



このオイルシールの劣化。
シールの向こうはクランク室。この中の4ストオイルが走行中に滲み出てこの有様、ということのようです。



とにかく、オイルまみれ部分はパーツクリーナーで洗浄して、古いシールを外して、新しいシールを装着。




この写真はそれから10km走行した後のもの。とりあえず治まっているみたいです。

やれやれです。

普段、症状が出た車体ばかり修理してるせいか、未然に防ぐ眼力がおろそかになってることを思い知らされたケースでした。


【整備ネタ】カブ オイル漏れ

整備ネタです。
犠牲車体はC50 カブ



駐車してた場所の下にオイルが漏れてた、とのこと。
預かって漏れ箇所を特定します。

オイル漏れは、いっぺんにドバーッと漏れ出てくれてるとわかりやすいのですが、もちろんそんな派手な事例は少数派です。半日ぐらい時間置いてようやくジワーッとなる、1日で下に垂れてくる、ぐらいが普通。なので、漏れ箇所の特定に時間がかかります。
今回もそんな感じです。





分かりにくい写真でごめんなさい。

キックバーのオイルシール部分から結構派手に、クランクケース右側の接合部から少しにじみ出ています。



発注した部品です。
これに付け直して終わり。
派手さも盛り上がりもなく終わり。
面白くなくてごめんなさい。

【整備ネタ】 カブ 駆動系交換

今日は整備ネタです。

C50カブのチェーンとスプロケの交換。



走行中、定速で走ってるはずなのに何となく脈動的な振動を感じる、ウインウイン音の上下幅が大きい、などの異常があったらチェーンやその周辺が交換時期です。

しかし写真の車体はそれとおりこして、時々チェーンが外れてタイヤが空転するまでに。



スプロケが限界すぎてます。
チェーンケースも内側からボロボロに。チェーンがむき出しになってしまい、次の交換時期を早める結果につながります。
もったいない精神で限界以上に酷使したくなる気持ちは痛いほど分かります。でも、ここまでくると逆に高いもの付きますので、適度に限界見極めて交換した方がオススメです。何事もそうなんですけど、でも難しいですかね。

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